top of page

美容・健康食品の使用感、AIならざっくばらんに回答できる?

協和(東京都新宿区)は、人工知能(AI)技術を使って美容・健康食品の通信販売事業の付加価値を高めようとしている。コールセンターの電話対応にAIシステムを導入して新規受注登録を自動化する取り組みを始めた。今後はAIが利用者のデータを分析し、商品を提案する試みなどに着手する。人とAIの分担でサービス力を強化する。

協和が導入したAIシステムは、産業技術総合研究所発ベンチャーのHmcomm(エイチエムコム、東京都港区)のAI認識プラットフォーム(基盤)「VContact(ブイコンタクト)」を仕様変更した。通販利用者からの電話を受けて、名前や住所、生年月日、商品名など必要な項目を聞く。その内容をAIが音声から認識して帳票へテキスト登録する。今はまだ一部での活用だ。 従来はコールセンターのオペレーターが手入力していた。AIシステムの導入を進めた協和情報戦略グループの針金一平チーム長によると、2018年1月にAIを導入した時点では精度が7割。「思わず笑ってしまうような変な文字に音声変換する」ケースもあった。だが、オペレーターの協力でAIが変換したデータを修正し“教育”するうち、95%の精度になり「読んで内容が分かるように」なった。針金チーム長は「外部のオペレーターが協力してくれたおかげで、思ったより早く実用化のめどがついた」と振り返る。

 


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page